天気予報が微妙ですね〜。
前日の日曜日は一日中雨の予報,という事はサイクリング予定の月曜日にずれる可能性もある。
今回は予約の要らないジャンボフェリーで高松に渡って,そこから出発の予定,帰りも高松まで走ってジャンボフェリーの予定なので,行く行かないを決めるのは直前でもかまわない。
予定の21(月)・22(火)のみが気温の低い予報,夜は寒そう・・・
ギリギリまで迷ったが,他に出かけられる日もないので出発する事にする。
夜0時30分神戸港出航に間に合うように,11時過ぎに家を出る,まだ雨は降っている。
フェリーに乗ってしまえば寝るだけ,翌朝は4時10分に高松港に到着の予定,3時50分頃いつもの素晴らしい(?)音楽で起こされる。
あ〜あ,雨!
まだ外は暗いので待合所に入り,夜明近くまで朝食(おにぎり)を食べたり,トイレに行ったりして時間をつぶす。
雨は降り続いているが,天気予報を信用して(数時間以内に止むはず)出発する。
前回(3月)の失敗を教訓に,レインウエアの下は長袖アンダーを一枚だけにしておく,暑すぎず寒すぎずで,ええ感じでした。
先は長いので,淡々と走っていくが,やはり一時間経たないとエンジンがかからない。
早朝なので車も少なく快適に走れる,一旦,満濃池のほうに32号線をはずれて,峠を一つバイパスする。
黒川で32号線に戻り,いよいよ猪鼻峠への登りが始まるが,相変わらず車は少ない。
今回は登りに備えてと言うか,長距離走行用のツーリング・ロードレーサー(変な言い方ですけど)(詳細)を新しく作っての初ツーリングです。
基本はロードレーサーですが,ギヤ比をワイドレシオ(より軽く)にして,フロントバッグ,大きなサドルバッグ,ライト(2灯)を装備しています。
トップチューブがスローピングのおかげで,シートピラーが多く出せて,大きなサドルバッグが楽に収まってくれています。
ギヤ比も軽くしたお陰で,勾配がきつくなってもある程度の回転数を維持できるので楽に登れるようになりました。(ギヤ比の詳細はこちら)
猪鼻峠(写真)
ではまだ雨は降り続いています,乾いていればとばせる下りも路面が濡れているので,慎重に下る。下りきってすぐに左折して橋を渡ったはずだったのに,どの車も直進していきます,道も新しく舗装もきれいです,そのまま車の流れに付いていくと,新しい広い橋が出来ていてそれを渡っていきます,道を間違えたかとちょっと不安でしたが,今までの狭い道と違って,広くなって走りやすくなっていました
大歩危でトイレ休憩,気温が低いのでトイレが近くなる,一旦止んでいた雨がまた降り出す。
道の駅「大杉」で飲み物の補給とトイレ休憩,やっと晴れ間が見えてきて,レインウェアを脱いでベストに変える。
晴れてくるとどんどんと気温も上がって,今度は暑い。
根曳峠(写真)では路面も完全に乾いていて快調に下れる。
いい事ばかりは続かず,西の風が強くなってきて(今までは山に遮られてた?)西へ向かう邪魔をしてくれる。
風は強いし,腹は減るしで,「道の駅土佐和紙工芸村」でしばし休憩と腹ごしらえで,大福を買って食べる。3月に食べた赤飯が食べたかったが,昼をだいぶと過ぎていたので売れてしまっていました。
仁淀川(写真)を眺めながら,ゆっくりと休憩してしまった。
さあ!三坂峠に向かって登りや!とは言っても所々に勾配がきついところがあるだけで,ゆる〜く登っていくので,向かい風さえなければしんどくはないはず。でも風に邪魔されて気分が萎えてしまい,さっきの休憩以後は,のんびりサイクリングモードになってしまっている。
夕暮れがちかづくと風もおさまって,三坂峠(写真)はあっけなく通りすぎる,下りの途中で見た松山市街の夜景(写真)はなかなかきれいでした。しかし,暗闇の下りは恐い,ライトは2灯あってもほとんど役に立たず,対向車があると対向車のライトが眩しく路面を見失い,まっすぐなのか曲がっているのか,すれ違い終わるまで判らない。
ようやく下りきって松山に入るが,どうやって帰るかを考えないといけない。松山駅まで行って,もう一度高知経由で高松まで走る気は全くなくなっている(最初はその予定)。関西汽船は予約をしておかないと乗れないだろうし,やはりJRを使って高松戻って,ジャンボフェリーを使うのが早くて安上がりだが,うまく時間が合うのかが問題。
松山駅に着いて,みどりの窓口に直行すると,タイミングよく50分後に特急がありました。あとは駅弁とビールを買って,ゆっくりと輪行して電車に乗るだけです。
今回,思わん時間がかかってしまったのは,体力不足は棚に上げて,向かい風のせいにしておきましょう。