店長のサイクリング日記 観音寺から徳島 2017/12/21

 深夜、神戸港新港第三突堤到着して、ジャンボフェリーのチケットを買うときに告げられました「入港が1時間遅れていますが、どうされます?」どうされるか?と聞かれても・・・やる気満々で出てきたのに戻る気にはなれないし・・・いきなり予定が崩れてしまいましたが、行くしかないでしょう!

乗ります!

 こんな事もあろうかとスマホに入れてきた映画を観ながら、途中で買ってきた寝酒をチビチビやりながら、待合室で乗船開始まで待機と相成りました。

前途多難じゃぁ
   
 ジャンボフェリーは結局1.5時間遅れで高松東港に入港。


連絡バスでJR高松駅までやって来ました。
 
 JRで観音寺まで移動後の遅れは2時間と言う事になったので、それに合わせて計画を若干手直しする事にしました。とにかく19時のバスの時間には間に合わさないと帰って来られません。最悪、予約を変更するとか、JRを使うとか・・・手は無くはありませんがね。  
 走るコースはそのままにして、途中での讃岐うどんは諦めてコンビニおにぎり(寂しい!)でエネルギー補給して走る、徳島に到着後の風呂・飯は諦める(こっちは途中の頑張り次第!)と、とにかくストイックに?走る事にします。  

 輪行してきたドグマ君を組み立てて出発準備完了。
午前9時、JR観音寺駅前を出発します。
 
 観音寺と言えばここでしょ!って事で、琴弾公園内の琴弾山山頂から砂絵銭形を観に行きます。  
 財田川の堤防上を少し走った後、県道5号線を「道の駅たからだの里さいた」をめざします。  
 次の経由地は「道の駅空の夢もみの木パーク」、飛行機がおいてあります。  

 ここまでは割とフラットな道を走ってきました。もみの木パークは樅ノ木峠を登りきった所にあるんですが、それほどの峠ではありませんでした。
 
 ここからは幹線道路をはずれて、名も無き田舎道を行きます。まんのう池を過ぎて高松空港横のふれあいパークまでが、ある意味山岳地帯でした。  
 この区間で遅れた予定から更に30分以上遅れてしまいます。どんだけ登られへんのや!と悲しくなってしまいますが、これが現実です。

高松空港でポカポカと暖かな陽気で気持ちが和み、芝生の上でお握りをパクついて暫しのリラックスタイム。この先は塩江街道、国道193号線から国道377号線大窪トンネルまで登りが続くので、しっかり補給しておきます。
 
 道の駅塩江でボトルの飲み物が無くなったので補給。  
 塩江街道、トラック多すぎ!
国道377号線に入ったら交通量激減、サイクリストご機嫌。

今日の最高地点、大窪トンネルを通過。瀬戸内海へ向かって下っていきます。
 
 国道377号線を下りきる直前の福栄で蒸気機関車C11発見。何故?ここにあるんでしょうか?  
 県道40号線を経由して国道11号線に出ました。平日はトラックの交通量が多く、今日、一番走りたくない道ですがこれしか無いので7km程辛抱して走ります。

徳島県鳴門市に入りました。
 
 ここは何処?うずしおロマンチック海道彫刻公園となっています。先に見える国道11号線のトンネルは行ってはいけないトンネルにしか見えません。彫刻公園は迂回路というか旧道のようなのでこっちを行きます。行き止まりにはならずに通り抜けられました。

しかし、トラックが次々とやって来る試練はまだ続きます。
 
 県道41号線に入ると、当然ながら車は走っていません。卯辰越を越えて行きます。  
 下っていけば「道の駅第九の里」です。この先は市街地を走る事になるので気を引き締めて行きましょう。  
 県道12号線は想像以上に交通量もトラックも多い道でした。

GARMIN Edge1030の画面表示で気づいた事があります。県道40号線から国道11号線に出る時と、県道41号線から県道12号線に出る時に、右左折の進行方向を示しながら「警告」と出たのです。ナビをさせていると時々出ていたので、どうゆう所で出るのか?と疑問に思っていましたが、どうやら交通量の多い道路に入る時に出るようです。

県道12号線はお別れするまでの6kmは、ほんと大変でした。判りやすい最短の道を選んだのが裏目に出てしまいました。

最後の経由地、徳島空港まであと少しですが、日没となってGARMINの画面も夜表示に切り替わりました。

とっぷりと暮れた17時30分。徳島空港に着きましたが、見えているのは滑走路の誘導灯の明かりだけ。でも、予定どおり滑走路下を抜けているアンダーパスをくぐって満足しています。
 
 残すはJR徳島駅までの10kmちょっととなりました。渋滞をかいくぐって18時20分に駅前到着。  
 予約したバスは19時発なので、なんとか間に合って、本四海峡バスに、輪行したロードと一緒に乗って高速舞子まで帰ってきました。

本四海峡バスは、今のところ輪行した自転車は乗せてくれますが、3社ある運行会社のすべてで乗せてくれるわけではありませんし、自転車不可の時期もあったので事前に調べておく必要があります。
 
 バスのトランクールームに寝かせて乗せるだけで固定されませんので、突起物になるリアディレーラーは外しておきました。

色々ありましたが、お天気に恵まれて楽しく走れました。
次はお正月明けに予定していて、予約も済ませていますが実行するかどうかは天候次第ですね。