店長のサイクリング日記

2000「自転車で剣山スーパー林道を走り自転車で剣山に登る」

 5年目となる今年こそは「自転車で剣山に登る」と,トレーニングもつみ, 万全の体調で望むつもりが,そういう訳でもなかった(寝不足じゃ〜)。
 空は曇り空,でもテントは夜露でびしょびしょ。

 パンク修理をしないと走れない,昨日次々とパンクしたのが不思議なくらいあっさりと直る。
 テントを乾かしたり,パンク修理やらで出発は30分遅れ

 スタートしていきなり大きな動物の足跡,熊か?まさかね〜?

 アップダウンを繰り返すこと1時間余り,いよいよ剣山トンネルへの登りがはじまる。

 これを登り切ったら,待望?の剣山(自転車で)登山が待っている。

 また転けた(二回め,三回めはどこで?),登りでふらついたとたん前輪が滑って転けた, スピードがでてないのでほとんど立ちゴケ状態,怪我はなし。
 ふてくされてそのまま寝転んでたら,自動車がやってきてあわてて起き上がって逃げる。

 予定より30分遅れ(所要時間変らず)で剣山トンネル(山の家・奥槍戸)に到着。
 少し早いが昼食にして登山に備える。

 キャリアを外したりして準備していると1時を過ぎてしまう。
 スーパー林道を少し下り,登山口へ。
 ジロウギュウを越えて行く道は険しすぎるので,別のルートを行く事にする。

 徒歩で往復4時間の行程,自転車を持ってどの程度の時間で登れるのか(帰れるのか) がわからないので,とにかく3時(日没までの中間時間)まで登って, 頂上に着かなくても帰ってくる事にする。

 登山口(1時25分)からいきなり担ぎ,担いだり押したりして約1時間で尾根筋に出る, ここで小休止して ジロウギュウをバックに記念写真(クリック!)

 去年は雲の中で,ブロッケン現象を見せてくれたが,今年は快晴で360度視界が広がっている。
 ここからほんの少しだけ乗れるが,北斜面にはいるとペダルが斜面にあたってペダリングが出来ない, しかたなく押して行く(クマザサの崖から落ちたくはない)。

 ジロウギュウから剣山への(別ルートからも合流)アプローチのなだらかなところで 自転車に乗った写真(山 本阪 井,クリック!)を写していると,突然雨が降りだした。

 3時まで残り時間はわずか,雨具を着こんで先を急ぐ。

 最後の難関の急斜面を担ぎ上げ,3時2分,剣山の頂上に到着。

 着いてしまえばこっちのもの(ちゃんと帰れるのか?),証拠の写真を写して, コーヒーを沸かして,しばしの休憩。
 さあ!帰ろう(3時24分)といっても,急斜面の岩場,乗れるわけもなく,担いで下りる。

 緩斜面は,問題なく乗れる,この調子で行くとそうとう時間が短縮できそうだ。
 一部担ぐところもあったが,3分の2以上は乗れたおかげで帰りは30分の時間短縮。

 2度あることは3度あるの言葉どおり,何でもない下りで転けた! クマザサの上に落ちたので怪我はなかったが,足が攣って痛い!

 無事,4時14分には登山口に戻ってこれた,やはり乗れるとはやい
 来年は,ジロウギュウを越えて行けるか?

 4時30分には剣山トンネル(山の家・奥槍戸)まで戻れて,余裕をもってテントやら 夕食の用意ができた。

 雨は降り続いているが,屋根のあるところにテントが張れたので濡れる心配はない。

 雨のおかげで気温も下がらず,シュラフの中では暑いくらいだ。


−−−三日目(18日)に続く−−−