店長のサイクリング日記 米子−城崎 190km

コース図
山陰道

拡大画像(全体)

拡大画像(米子)

拡大画像(羽合)

拡大画像(鳥取)

拡大画像(城崎)

「山旅倶楽部」
(数値地図50mメッシュ標高+数値地図画像25000)を使用

プロフィールマップ

「カシミール」より作成

2003年8月19日の行程
米子07:40
羽合10:40
鳥取12:20
鳥取砂丘12:30
浜坂14:20
余部15:00
香住15:30
竹野16:30
城崎駅17:20
温泉&食事 
JR 
城崎駅20:24
豊岡駅20:38
和田山駅21:22
寺前駅22:17
姫路駅23:01
西明石駅23:32
明石駅23:40
走行距離190km

費用
食事3,000円
飲み物2,000円
温泉800円


 米子で泊まったビジネスホテルは,部屋も広くて快適でした。
 怪しげなホームページと,エントランスの金色ぎらぎらな照明からうける印象とは全く違う,まっとうなビジネスホテルでした。

 目覚まし時計で起きたのが6時。
 出発の用意をすませて,7時少し前に朝食を食べにレストランへ,洋食のバイキングで,昨夜の食事というよりは餌といった感じの夕食よりはだいぶまし,安い(ホテルは宿泊料金4,980円で,食事は無料サービスだと言ってます)んだから文句は言えませんが。

 ホテルの前で自転車を組み立てて,7時40分出発。
 今日は,余部鉄橋を見て,香住・竹野と海岸線を通って,城崎まで。
 海岸線の景色は期待いっぱいだが,アップダウンの多いのと,国道9号線は不安。

 米子から東へ向かうには国道9号線を通れば簡単だが,トラックの多い幹線道路は走りたくないので,GPSを駆使(事前に作ったルートに従って)して,極力国道を避けて行く。
 山の方へ迂回するとアップダウンがきつくなるので,海岸沿いを行こうとすると,どうしても国道9号線を走らなければならなくなる。案の定,大型トラックが多い,ただ迂回路は旧道なので,狭くスピードが出せないが,国道はスピードが出せる(出さないとよけいに怖い)ので距離は稼ぐ事が出来る。

 鳥取までは仕方がないと,あきらめて走る。
 お昼に,やっと鳥取の市街を通過,ここからは国道9号線を外れて鳥取砂丘をめざす。
予定通りの進行に気をよくして,砂丘(写真)で大休止。

 気分も新たに出発。ここからはアップダウンも増えるが,海岸沿いで景色のいいところも多くある。
 この先は,何度も通った事があるが,サイクリングするのは20年ぶりぐらいになる。

 ひと山越えると浜坂,もうひと山越えて,余部。
 新しい建物が出来たり,コンビニが出来たりしているが,昔とさほど変わらない風景が続くのは懐かしいが,時間が止まっていたかのような不思議な気がする。

 峠をこえて下っていくと,今回最大の目標の余部鉄橋(写真)が見えてくる。
 サイクリングの途中で始めて見たときの感激がよみがえる,いつ見てもでかい!・・・あたりまえか。
 しばし休憩して,写真を写すと同時に,脳裏に焼き付ける・・・数年後には見る事が出来ないかもしれないので・・・

 さあ,後は香住から城崎までの海岸線を残すのみ,ここで残り距離を思い違いしていてちょっと弱気になるが,香住を過ぎての海岸線の景色(写真)を堪能して,竹野に着いたときに間違いに気づく。

 残りは後10数キロしかない,それなら楽勝とアップダウンのきつい海岸線を行く事にするが,さすがにこっちはきつい。
 距離は短いが,登りになるたびに10%前後の急勾配が出てくる。

 でも,前半自重して走っていたおかげで力が残っていて,予定に遅れることなく,17時20分,城崎駅(写真)に到着。

 城崎駅のすぐ横の温泉「さとの湯」(詳細)に浸かって,筋肉をリフレッシュ。
 その後,近くのレストラン「グビガブ」(詳細)で地ビールとおいしい食事で,胃袋もリフレッシュ。

 19:40頃城崎駅にもどると,列車の行き先表示には,20:24分発がちゃんと表示されていた。 輪行して,輪行袋を置いて,土産物屋もすっかり閉まった城崎の町を探索するも何も なし・・・

20:00頃に駅に戻って,行き先表示には,表示されていない???
 乗り損ねたはずはないし・・・と思っていると,駅員とおばさんの話が・・・運 休???なんじゃそりゃ???
 園部あたりが局地的な集中豪雨で,城崎へ来る列車が2時間以上遅れてる・・・列車の都合がつかんから運休,ということらしい・・・なんじゃそりゃ!!!

 20:24分発に乗れンと,次の接続に間に合わんから帰られんという人が5〜6 名・・・で,どうしてくれると駅員に・・・駅員さんどっかに連絡をとってるが時間 は過ぎる,自転車を組んで走っていこうとしたときに,タクシーで豊岡まで送っ てくれることに,あわてて自転車を袋に詰め直す。

 20:38豊岡発は,遅れても待ってくれるように連絡済らしい,タクシーの運 転手さんは様子もようわからんままに,急げ!と言われて走り出す。
 走り出してしばらくしてから,運転手さん,この費用はJRに請求したらええん ですかね?やと・・・駅員に急いでくれと言われて走り出したものの,不安になっ たんやろね。

 豊岡駅には余裕で到着,駅員さんも,よかった,よかった,(列車の発車が遅れ んで)よかった,と喜んでくれました。
 こちらも,これで予定どおり帰ると思うとうれしい。

 と,まあなんかありますなあ・・・
 めずらしく雨も降らず,追い風にも助けられて,予定どおりに事が運ぶと,最後にこれか!

その1